はじめに|試合は「最初の1キル」で動き出す
スプラはまず拮抗から始まります。お互いに塗って、お互いに前へ出て、そこまでは五分です。
どちらかが1キルした瞬間、そこから試合が動き出す。そして最初にキルを取った側が「先攻」として攻めに入る。
攻める側はラインを上げていきます。そしてどこかで相手が打開をして、ターンが切り替わる。
この切り替わりの繰り返しが、試合のテンポです。
ちなみに、その「最初の1キル」を生む開幕の動き方は、こちらに分けてまとめています。
01テンポの正体は「ラインの上げ下げ」
やることはとてもシンプルです。
- 攻めの時にキルが入れば、さらに前に攻める
- 攻めの時にデスが出れば、少し後ろに下がる
この「上げて、上げて、下げて、下げて、また上げて」というラインの上下が、管理人の考える試合のテンポです。
難しい読み合いをしているというより、キルとデスに素直に反応してラインを動かしている——そう考えたほうが実戦的です。
ラインそのものの上げ方と維持の仕方は、こちらにまとめています。
02攻め時のサイン
攻めるタイミングは2つです。
①人数有利になった時
②仲間の誰かがスペシャルを使った時
スペシャルは2人分くらいの働きをする。だから人数が五分の場面でも、スペシャルが放たれればそれが狼煙になり、詰めるタイミングになる。
味方のスペシャルは「その人が頑張っている」のではなく、チーム全員に出された合図だと考えてください。合わせて前に出るだけで、その1回の価値が何倍にもなります。
03引き時のサイン
引くタイミングも2つです。
- 敵がスペシャルを使ってきた時
- 人数不利になった時
攻め時のちょうど裏返しになっています。相手のスペシャルも、相手にとっての狼煙だからです。
04ラインは「維持」できない
ここは知っておくと楽になります。ラインを維持し続けるのは、基本的に難しいです。
実際の試合はこうなります。
有利な時に一気にラインを上げて、そこから徐々に下げていく。「上げたラインをずっと保つ」のではなく、一気に上げて、じりじり下がるのが普通の形。
そして、そのじりじり下がっている時に一番気をつけたいサインがあります。
敵が全然詰めてこない。これはスペシャルを溜めている合図です。静かな時ほど危ない、ということです。
イカランプでスペシャルの溜まり具合が見える場面もあります。敵が急に4つスペシャルを持っていたら、かなり危険な状態です。
4対4であっても、相手のほうが2倍くらい有利になっているイメージを持ってください。
05膠着を破るのは「1キル」
膠着状態は、先に1キル入れたほうが勝ちます。
では、誰でも簡単に1キルを取れる方法は何か。スペシャルか、潜伏です。あるいは油断している敵を倒す。
ただし、ここには見落とされがちなコストがあります。
潜伏している間は、その分の負担を仲間が背負っている。スペシャルを溜めている時間も同じ。自分が準備している時間は、仲間が耐えている時間でもある。
だからこそ、準備するタイミングが重要になります。
06膠着になる「前」にスペシャルを溜める
膠着状態になる前にスペシャルを溜めておくと、かなり有利に動けます。
では、どういう時に膠着が始まるのか。ここには分かりやすい合図があります。
こちらが攻めのターンで、うまく1キルが入らなかった時。そのあとは膠着状態に向かっていく。だからまだ敵の人数が不利なうちに、スペシャルを溜める動きへシフトする。
これは打開の考え方とまったく同じです。打開では「仲間が復帰してくる前にスペシャルを溜めておく」と書きましたが、ここでは「敵が揃う前に溜めておく」。次に必要になるものを、必要になる前に用意しておく——それだけです。
スペシャルの使いどころと、人数不利での耐え方は、それぞれこちらを参照してください。
07時間帯によるテンポの違い
- 序盤:基本的に好きな立ち回りができる。スペシャルが強いブキなら、スペシャルを溜めにいけばいい
- 中盤:試合の流れ次第。ここまでに書いたラインの上げ下げがそのまま出る
- ラスト30秒:勝っているなら勝っているなりの、負けているなら負けているなりのフィニッシュの形へ持っていく
ラスト30秒の具体的な形は、ルールごとに違います。ナワバリなら全員でスペシャルを合わせる、エリアなら抑えて待つ、といった具合です。
ルールごとのフィニッシュの形は、それぞれこちらにまとめています。
まとめ
- 試合は拮抗から始まり、最初の1キルで動き出す。取った側が先攻
- テンポの正体はラインの上げ下げ。キルが入れば前へ、デスが出れば下がる
- 攻め時は「人数有利」と「仲間がスペシャルを使った時」
- 味方のスペシャルは狼煙。五分でも合わせて前に出る
- 引き時は「敵がスペシャルを使った時」と「人数不利になった時」
- ラインは維持できない。一気に上げて、じりじり下がるのが普通
- 敵が詰めてこないのはスペシャルを溜めている合図。静かな時ほど危ない
- 膠着は1キルで壊れる。取る手段はスペシャルか潜伏
- ただし潜伏中もスペ溜め中も、その負担は仲間が背負っている
- 攻めで1キル入らなかったら膠着の入口。敵が揃う前に溜め始める
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