はじめに
ガチヤグラとガチホコは、ガチエリアとは異なり「オブジェクトを運ぶ」ルールです。塗りの強さだけでは勝てず、チームとしての連携が求められます。
XP1800〜2300帯では「なんとなくキルして、なんとなくオブジェクトに触る」プレイヤーが多いですが、役割を意識するだけで勝率は大きく変わります。
この記事では、ヤグラ・ホコそれぞれの基本と勝つためのコツを解説します。「エリアは得意だけどヤグラ・ホコは苦手」という人は非常に多く、その原因のほとんどは「オブジェクトルール特有の動き」を知らないことにあります。
01ガチヤグラの基本
ガチヤグラはヤグラに乗らなければカウントが進まないルールです。キルを取っても、ヤグラに誰も乗っていなければ意味がありません。
- ヤグラに乗らなければカウントは進まない。キルだけしていても勝てない
- 「誰が乗るか」をチームで暗黙的に決める。味方の動きを見て判断しよう
- 基本は短射程・塗りブキが乗り役を担当する。長射程は護衛に回る
- 残りのメンバーはヤグラの周囲を塗って敵を排除する
ヤグラの上で何をすべきか(詳細ガイド):
- 足元を塗り続ける: ヤグラの柱やプレートを自インクで塗っておくと、被弾時にすぐイカ潜伏で回復できる
- 周囲を見渡す: 乗っている間は高い位置にいるため、敵の位置が見えやすい。味方に情報を伝える意識を持つ
- ボムが来たら一瞬降りて避ける: ヤグラを完全に離れる必要はない。柱の裏に隠れるか、一瞬降りてすぐ乗り直す
- 無理に撃ち合わない: 乗り役の仕事は「乗り続けること」。敵を倒すのは護衛の仕事と割り切る
- デスしそうなら早めに降りる: 全滅するよりは一度降りて態勢を立て直した方が良い場面もある
よくある失敗パターン:
- 失敗1: 全員がキルに夢中でヤグラに誰も乗っていない。3キルしてもカウントが進まず時間だけが過ぎる
- 失敗2: 乗り役が前に出すぎてヤグラから離れる。護衛のつもりが単独で孤立してデスする
- 失敗3: ヤグラが進んでいるのに味方が後ろに残る。護衛が追いつかず乗り役が孤立する
ヤグラに乗っている人は「守られる側」。乗り役以外は全力で護衛する意識を持とう。
02ガチヤグラで勝つコツ
ヤグラで最も重要なのは関門(チェックポイント)の突破です。関門で止まると一気に打開されるパターンが最も多い敗因です。
- 関門(チェックポイント)前にスペシャルを溜めておく
- 関門突破は全員のスペシャルを惜しみなく使う。ここがスペシャルの使いどころ
- ヤグラの上で塗り続ける=敵の攻撃を受けにくくなる
- 敵のボムに注意。ヤグラの上はボムが刺さりやすいポジション
ヤグラの関門マップ(ステージ別攻略):
第1関門: 中央の橋を渡った直後。左右の高台から集中砲火を受けやすい。突破のコツは、護衛が先に左右の高台を制圧してからヤグラを進めること。ナイスダマやホップソナーで敵を退かせるのが有効。
第2関門: 相手陣地の坂下。ここは相手のリスポーンが近く、次々に敵が来る。全員のスペシャルを合わせて一気に突破するか、時間をかけずに通過することを意識する。
第1関門: 中央を越えた左側の通路。ここは通路が狭く、ボムが非常に刺さりやすい。サブ影響軽減を積んでいると生存率が上がる。護衛は通路の上(高台)から敵を排除する。
第2関門: 相手側の広場手前。高台からの射線が通りやすいため、チャージャーやスピナーによる護衛が重要。ここを突破できれば一気にゴール圏内に入れる。
よくある失敗パターン:
- 失敗1: スペシャルを関門前に使い切ってしまい、関門で打つ手がない
- 失敗2: 関門で止まっている間にスペシャルをバラバラに使い、各個撃破される
- 失敗3: 関門突破後に油断してヤグラから全員降りてしまい、カウントストップ
関門で止まる→打開される、のパターンが最多。関門突破を最優先に考えよう。
03ガチホコの基本
ガチホコはホコを持った人がゴールに近づくことでカウントが進むルールです。ホコのバリアを割る→持つ→運ぶの3フェーズで構成されます。
- ホコを持った人がゴールに近づくとカウントが進む
- ホコのバリアを割る→持つ→運ぶの3フェーズを理解する
- ホコを持つと移動が遅くなり、メインウェポンが使えなくなる
- ホコショットは強力だが、チャージが必要。撃つタイミングを見極めよう
よくある失敗パターン:
- 失敗1: ホコバリアが割れた瞬間に何も考えず持ってしまう。周囲に敵が残っているのに持つと即やられる
- 失敗2: 誰もホコを持たずに時間が過ぎる。バリアが割れて5秒以内に持たないと再バリアが張られる
- 失敗3: ホコを持ったまま後ろに下がる。ホコは前に進めないと意味がないので、持ったら前に進む意識を持つ
ホコを持つ人は「最も守られるべき人」。味方の位置を確認してから持とう。
04ガチホコで勝つコツ
ガチホコで勝つにはルートの知識が不可欠です。各ステージには2〜3本のルートがあり、状況に応じて使い分けることが重要です。
- ルートを覚える。各ステージに2〜3ルートあることを把握しておく
- 「安全ルート」と「速攻ルート」を使い分ける。人数有利なら速攻、五分なら安全ルート
- ホコを持たない人は前方を塗って道を作る。ホコ持ちが進みやすい環境を整えよう
- ホコ割り合戦では、相手のホコ持ちをすぐに倒すことが最優先
ホコルート比較表(ステージ別):
| ステージ | 安全ルート | 速攻ルート | 使い分けの基準 |
|---|---|---|---|
| マサバ海峡大橋 | 右側の低い通路を通り、坂を登ってゴールへ。敵の射線が通りにくく安定 | 中央の橋を直進してそのままゴールへ。最短距離だが敵の集中砲火を受ける | 3人以上生存なら速攻、2人以下なら安全 |
| ゴンズイ地区 | 左回りの広い道を進む。障害物が多く身を隠しやすい | 右の狭い通路から一気にゴール裏へ回り込む。通れれば最速だがリスク大 | 相手全滅時は速攻、そうでなければ安全 |
よくある失敗パターン:
- 失敗1: 毎回同じルートを通る。敵に読まれて待ち伏せされる。ルートは変えることが大切
- 失敗2: ホコ持ちが単独で突っ走る。味方が追いつけず、孤立してすぐやられる
- 失敗3: 護衛が前方を塗らない。ホコ持ちは移動速度が遅いので、前方の道が塗られていないと進めない
ホコは「持ったら全速力」ではなく「味方が道を作ってから進む」が正解。
05共通の大事なこと
ヤグラもホコも、最終的に大事なのは「カウントを進めること」です。オブジェクトに関わらないキルは意味が薄くなります。
- オブジェクトに関わらないキルは意味が薄い。遠くでキルを取っても戦況は変わりにくい
- 「キルよりカウントを進める」意識を常に持つ
- 防衛時は無理に倒しに行かず、オブジェクトの進行を止めることに集中する
- 人数不利の時は無理に攻めず、味方の復帰を待ってからオブジェクトに触る
- 延長戦のルールを理解する。ヤグラは「ヤグラに乗っている間」、ホコは「ホコを持っている間」延長が続く
攻めと守りの切り替え判断基準:
- 攻め(オブジェクトを進める)時: 人数有利(4vs3以上)、敵のスペシャルが溜まっていない、自陣にオブジェクトがある
- 守り(オブジェクトを止める)時: 人数不利、相手のスペシャルが複数溜まっている、リードしている状態
- 待ち(態勢を整える)時: 人数五分でスペシャルが溜まりきっていない、味方が復帰中
「今カウントに貢献しているか?」を常に自問しよう。この意識があるだけで動きが変わる。
ヤグラ・ホコでよくある疑問
ヤグラに乗り続けるべき?それとも降りて戦うべき?
A: 基本的には乗り続けるのが正解です。ただし、ボムが飛んできた時や、ヤグラ上で集中砲火を受けている時は一瞬降りて回避し、すぐ乗り直しましょう。完全に降りて戦いに行くのは、護衛が全滅して自分しかいない時だけです。
ホコは誰が持つべき?
A: 基本的には「塗りブキ」や「短射程ブキ」が持つのがベストです。長射程ブキ(チャージャーやスピナー)が持つと、護衛火力が大幅に落ちるため非推奨です。ただし、カウントがギリギリで誰かが持たないと負ける場面では、ブキ種を問わず即座に持ちましょう。
防衛時、ヤグラやホコに直接触りに行くべき?
A: 状況によります。ヤグラの場合、乗っている敵を倒せば自然に止まるので、まず敵を倒すことを優先。ホコの場合、ホコ持ちを倒せばホコが落ちるので同様です。ただし、残りカウントが少なく「あと少しでノックアウト」という緊急時は、命がけでオブジェクトの前に立ちはだかることも必要です。
延長戦に入ったらどうすればいい?
A: リードしている側(守り)は、オブジェクトを止めれば勝ちです。ヤグラなら乗っている敵を倒すかヤグラを中立に戻す、ホコなら持っている敵を倒すだけで勝ちになります。逆にビハインド側は、オブジェクトから離れた瞬間に負けなので、ヤグラから降りない・ホコを落とさないことが最優先です。
まとめ
ヤグラとホコは「オブジェクトを運ぶ」ルールだからこそ、チームでの連携が不可欠です。次の試合から、以下のチェックリストを意識してみてください。
- ヤグラでは乗り役と護衛役を意識して動く
- 関門突破にスペシャルを集中させる
- ホコは味方の位置を確認してから持つ
- ルートを覚え、安全ルートと速攻ルートを使い分ける
- 「今カウントに貢献しているか?」を常に自問する
すべてを一度に意識するのは難しいので、ヤグラの試合ではヤグラのコツ、ホコの試合ではホコのコツに集中するのがおすすめです。1つずつ身につけていきましょう。
特に「よくある失敗パターン」に心当たりがある人は、その1つだけを意識して試合するだけでも勝率が変わるはずです。
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